日本でのオードブルとは

オードブルは、フルコースにおいてスープの前に食する一番最初の料理です。フランスが発祥ですので、オードブルもフランス語です。その言葉の意味するものは「作品外」ですので、要するにフルコースの主菜が「作品」であり、そのほかは、その主菜を存分に楽しむために食するアイドリングのようなものです。量は少なめで、食欲を増進させるために塩味や酸味を強くしています。

日本で一番近い立ち位置のものとなれば、「お通し」になります。もちろんフランス料理のフルコースでオードブルと言えばこの形式のものとなりますが、日本で一般的に「オードブル」と言う時には、仕出しの大皿に一つ一つが取り分けやすいものが盛られている様を指すことが多くなります。パーティーや宴会、飲み会などで、酒のつまみやちょっと口に入れるのに適したものを盛り合わされています。6から7程度に区切られたサークルトレーが良く使われます。

洋風と和風、和洋中折衷などがあり、洋風であればクラッカーにキャビアが乗っているようなカナッペ風のものやサンドウィッチであるものが、和風であればおにぎりや巻き寿司、いなりずしなどに変わり、盛り付けられているのが多く見られます。もともとのオードブルの趣旨とは離れていますが、この風潮は日本のみならず、アメリカなどでも、立食パーティーでふるまわれるようなものは、日本のそれに近しいものになります。温かいものを出さなければならないということではなくなりますので、ケータリングを利用するケースが大多数となります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です